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 令和3年10月14日、渋谷区障害者団体連合会・会長の薬丸義朗氏(87歳)が逝去されました。第7代会長となる薬丸氏は、平成20年から14年間にわたり渋障連の先頭に立たれて尽力され障害者福祉の礎を築かれました。

 鹿児島の高校を卒業後、上京。「何度も自動車免許試験に出向いても門前払いの繰り返しだった」と当時のご苦労を振り返り語っておりました薬丸会長。

 本年9月の「渋谷区福祉保健委員との懇談会」では、各加盟団体の代表者と共に要望書に託された思いを例年と変わらず渋谷区に伝えていただけに、その突然の訃報に触れた方々はただただ驚愕するばかりでした。ひと月余りの闘病生活の中で渋障連の行く末を案じ、本田・渡辺両副会長に後事を託されていかれた薬丸会長。いつも笑顔を絶やさず、誰でもどの団体にも公平な姿勢を貫かれました。

 葬儀は、神式にて通夜祭は10月21日、葬場祭は翌22日、桐ケ谷斎場で執り行われ、長谷部健渋谷区長、斎藤竜一区議会議長が弔辞を読まれ、各界から参列した800名がその別れを惜しみました。

(2021.12.14.配信)